Red Fox 『ザ・コーヴ』の演出と虚偽 (3) 〜時系列の操作による後付けストーリー
『ザ・コーヴ』がドキュメンタリーと称しながらも、実際はストーリー設定に都合のいい映像を寄せ集めた編集の産物のパズル作品だという事は日本公開当時から指摘されていたが、事実関係と照らし合わせて注意深く見れば巧妙な編集で話を作り替えている痕跡は随所に見つかる。
映画自体は何となく時系列順に配列されているような印象を与える構成になっているが、実際殆どのシーンの撮影時期は不明であり、はっきり示されている場面はニュースで報じられたり公式記録があるなどして動かしようがない以下の3カ所のみである (1と3は回想シーン的扱い):[>>1]
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一見連続した場面のように演出されていても、登場人物の服装が冬服から突然夏服になったりなど明らかに別な時期に撮影された映像が繋ぎ合わされている個所もあるなど、撮影時期も場所も不明な映像の連続であるこの映画はただのMADムービーであり、ドキュメンタリーと呼べる代物ではない。
*注意:本エントリーは映像検証のためにイルカ屠殺の流血画像を掲載しているため、予めご了承下さい。
時系列を無視した編集とCG合成映像による後付けストーリー
この映画の全体のストーリー演出は以下の非常に単細胞な勧善懲悪ものである:
捕鯨国の日本や米国のイルカショー産業の陰謀で、IWCや海洋哺乳類学会はオバリー氏が太地町のイルカ漁の話題を議題に持ち込む事を嫌って徹底的に排除。
それまでのシーシェパードなどによる太地町での抗議活動は、警察国家日本の権力に弾圧され誰もその現場を見る事すらも出来ず、シホヨス監督が映画を作る事を買って出て、各分野のエキスパートから成るドリームチームを率いてイルカ漁映像を盗撮、IWCと日本社会にそれを暴く事で復讐をする。
しかし事実関係と撮影時期を調べて行くと、映画の構成が時系列を無視した再構成による後付けのストーリーである事が分る。
映画での場面の順番とその主張は以下。
というように、オバリー氏がIWCから排除されたために事実を暴いてその復讐をしたというストーリー自体が嘘であり、イルカ漁の盗撮映像を見せたというシーンの時点でその映像は存在していなかったという、とにかくこの映画は嘘の連続である。
それでは以下、上記でリストした各場面の説明をする。
オバリー氏が乱入したのは2006年セントキッツのIWC総会
映画の最初では、2006年6月のIWC総会の行なわれたセントキッツのホテルでオバリー氏が警察から退去命令をされる場面で「オバリーはIWCから出入り禁止」と説明し、映画のラストシーンでIWC総会の会場にディスプレイを持って乱入をしているが、時系列的には総会初日の6月16日の乱入の方が先であり[>>7]、この映画の核となるストーリー自体が編集による後付けである事の代表例のシーンである。
[ホテルの部屋] オバリーはIWCから無期限で出入り禁止にされている [ドアがノックされる]警察:オバリーさん、私がいる事は分っている筈だ。 警察:ホテルを立ち去って下さい。 警察:カメラを切るように丁寧にお願いした筈だ。 マイケル・イリフ (タスマニア大学南極海南大洋研究所) Ric at IWC 2006, St. Kitts, West Indies Ric has been banned permanently from attending the IWC. Manager Mr. O'Barry, you know I'm here. Manager:I have to ask you to leave the hotel. Manager:Sir, I asked you very nicely to turn off your camera.
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これに先駆けるシーンでは、サンディエゴの海洋哺乳類会議でスポンサーのシーワールドの陰謀でオバリー氏のスピーチがキャンセルされたとか[>>8]、ジェーン・ティプソン殺害事件を例に挙げ[>>9]、「ドル箱産業のイルカショービジネスのイルカの供給源である太地のイルカ漁の問題」を持ち込むオバリー氏はイルカショービジネス界から危険人物視され、イルカ漁を黙認しているIWCから日本の陰謀でオバリー氏が排除されたかのような印象を与える演出がされている。
勿論『ザ・コーヴの調査』でも指摘されていたように、米国は日本からイルカを輸入しておらず、太地のイルカ漁と米国のイルカショーには何の因果関係もない。
そして真実を隠しドル箱産業と癒着したIWCの不正を暴くために、オバリー氏が太地で盗撮したイルカ漁を映したディスプレイを持ってIWC総会に「出入り禁止」を破って乱入し復讐を果たすというストーリーが演出されているが、これは順番が逆であり因果関係が全く逆転している。
ディスプレイの映像はCG合成
IWC乱入のシーンでオバリー氏のディスプレイに映っている映像は、『ザ・コーヴ』に登場するイルカ漁の映像と大半が同一であり、時系列的にあり得ない映像がディスプレイに映っているためこれは明らかにCG合成である。
ディスプレイには元々は何が映っていたのか?
2006年のIWC総会にオバリー氏が乱入した当時にネットにアップされた、この時のオバリー氏の写真は少数だがネット上で見付ける事が出来る。
オバリー氏はディスプレイ抗議を2回行なっている。
1回目は6月16日にマリオットホテルで行なわれた開会式に乱入し、2回目は恐らくその翌日、マリオットホテルのロビーの外で待機し、会議室から出て来た日本代表団に動画を見せて警備員に連れ出されている。[>>10]
2回のプロテストの結果、セントキッツの警察からホテル退去命令が出されたという訳だ。
ディスプレイに映っていたのは過去の富戸のイルカ漁の動画
シーシェパードを含む、このプロテストを伝えるウェブサイトでは、オバリー氏のディスプレーに映っている映像を太地のイルカ屠殺でオバリー氏自身の撮影だと説明しているが[>>10-11]、実際のところこのうち2つは静岡県富戸で撮影されたイルカ漁の映像である事が確認出来る。
しかし富戸では2004年を最後にイルカ漁は行なわれておらず、オバリー氏はその時点で既に行なわれていなかった過去の富戸の動画を太地と偽ってプロテストを行なったという訳だ。
シーシェパード編集のこの富戸のイルカ漁の動画には、日本のイルカ保護団体『エルザ自然保護の会』が発行しているDVD「日本のイルカ猟」のウェブ上の抜粋動画 と同一シーンが複数個所あるため、この動画は1999年10月に同会によって富戸で撮影された動画と見られる。
シホヨス監督がオバリー氏と知り合ったのは2005年で、ザ・コーヴのプロジェクトを始めたのが2006年だが、そもそもオバリー氏は自らイルカ漁のドキュメンタリーを製作しており[>>12]、この2006年6月の時点でこのプロテストが『ザ・コーヴ』の撮影のために行なわれたものかどうかは不明。
シーシェパードとサーファーグループの活動がきっかけでシホヨスが協力を買って出たという嘘
ニック·ロビンソンは何歳ですか
『ザ・コーヴ』で撮影時期が示されているわずか3個所のうち2つは、環境活動家による過去のプロテストという回想シーン的に用いられている。
これらの活動家のプロテストでは日本の公権力に弾圧され国外追放され排除されるため、それを撮影して世界に暴露する事がイルカ漁を止めさせる方法であり、そのためにシホヨス監督が各方面のエキスパートからなるドリームチームを集めオバリー氏に協力する事にしたというストーリー仕立てになっている。
しかし実際は、このサーファー活動家グループのプロテストは2007年10月29日で、OPSチームがイルカ屠殺を隠し撮りをしたのは遅くともその前月の10月のため、ここでも時系列の順番が逆転している。
[オーストラリアの海岸] レストヴィッチ:数年前、友人が日本で起こっている事を話してくれた。23,000頭が毎年消し去られていて、それを誰も知らないのだと。 [太地の海岸] (中略)太地町、2003年 [シーシェパードのアリソン・ランス・ワトソンによる網切断の映像]ポール・ワトソン:2003年、私は太地町にメンバーを送った。目的はそこで起こっている事を撮影する事で証拠を得る事だった。彼等は水に入り網を切断し、ゴンドウクジラとイルカ数頭を逃し、直ちに逮捕された。それは我々がこれらの動物の生命を守る事への決心を示す事は上手く行ったが、勿論そこに戻る事は非常に困難になった。
[ボートに乗って活動家を排除しようとする漁師。ヘイデン・パネッティーアが泣く映像。スカイニュースのカメラマンを威嚇する太地漁協の〆谷氏。後ろで手を組んで手錠をかけられたように演技する女優三人] [太地の海岸] シホヨス [ナレーション]:私はイルカに愛情を注いでいた。子供の時に「わんぱくフリッパー」をを見ていた。私が海を愛するようになったのはフリッパーもその理由の一つだ。 シホヨス [ナレーション]:この人物がその全てを始めた張本人なのだ。彼は自らが始めたこの巨大な問題を修正しようとしているのだ。しかし彼の力になれる人達を見付けられない。もし私達がそこに入れるのなら私達はこれを止めさせられる。 (英語版の原文・字幕を表示) (原文を隠す)Rastovich: A few years ago, a friend of mine told me about what was going on in Japan. 23, 000 are being wiped out every year, and it's not even acknowledged. Taiji, 2003 Paul Watson: In 2003, I sent a crew to Taiji. Their objective was to just get evidence to film and see what's going on there. They got into the water and cut the nets and released some pilot whales and dolphins and were immediately arrested for that. That actually worked out to show that we were determined to protect the lives of these animals, but of course it made it very difficult to return. Taiji, 2007
Psihoyos [narration]: My heart went out to them. I watched Flipper as a child. I grew to love the oceans partly because of Flipper. Psihoyos [narration]: And here's the guy that started it all. He's trying to rectify this huge problem, but he can't find anybody to help him. If we could just get in there, we can stop this. |
サーファー活動家+ハリウッド女優によるイルカ追悼セレモニー
この2007年10月29日のサーファー事件は、オーストラリア人の活動家デイブ・レストヴィッチ氏が中心となった多国籍のサーファー活動家グループ『鯨のためのサーファー』が、通常海難事故死したサーファーを弔う儀式である海上で輪を作るセレモニーを、追い込み漁で追い込まれたイルカのいる畠尻湾で行なうというプロテストだが、これはオバリー氏が呼びかけたものだという。 ここにはサーファー活動家と共に、ヘイデン・パネッティーアやイザベル・ルーカスなどの女優や、作家のピーター・ヘラーが参加している。
このピーター・ヘラーは南氷洋で日本の捕鯨団を攻撃するシーシェパードの船に乗り込んだ事もある人物だ。
そして、このプロテストの翌週の11月9日にピーター・ヘラーがこのサーファープロテストの映像と共にイルカ屠殺の隠し撮り映像を公開し[>>16]、それが一部の欧米メディアで報じられているが、この時期に初めてシホヨス監督が『ザ・コーヴ』の製作の意図を公にしている。[>>14]
つまり映画製作が可能かどうかは隠し撮りが成功するかどうか次第であり、HDクオリティの屠殺映像が手に入って初めてシホヨス監督が公の場に出て来たという事だ。
そしてハリウッド女優や英スカイニュースのピーター・シャープ記者などのメディアを連れて来たこのサーファープロテストは映画の宣伝であり、その実行は隠し撮りが完了するまで待っていたという事だろう。
サーファー活動家は逮捕されていない
映画ではパネッティーアなどが後ろに手を組んでまるで手錠をかけられたかのような映像があるが、彼等は現場から直接関空に向かって大急ぎで日本を離れており逮捕されておらず、勿論これは演技である。[>>15]
2007年のサーファー事件。この後ろ手は演技。(OPS) | 逮捕されたのは2003年のアリソン・ランス・ワトソン。これは網を切ったために威力業務妨害で新宮署に逮捕された。(SSCS) |
一方、2003年に威力業務妨害で逮捕された[>>18]シーシェパードのアリソン・ランス・ワトソンはその後何度も来日しており、入国拒否されたという事実はないようだ。[>>17]
OPSが太地町側と交渉をしたというのは、当初は港や海の風景を撮影したいという話をしていたらしい
(Oceanic Preservation Society) |
そして映画の前半では太地町側と交渉を行なったところ「そのような事はさせない」と言われ立入禁止区域を指定されたため、それが撮影場所を決めるテンプレになったという、まるで太地町側が馬鹿であるかのような説明をしているが、これは幾ら何でも話がおかしい。
ファレルjeapordyウィル
一方、太地側の説明によれば、オバリー氏らは当初は日本の美しい港や海の風景を撮影していると話していたために町民側も撮影に協力的であったのが、一通り撮影を終えてから態度を豹変させ、挑発的な言動を行い町民の怒る様子を撮影し始めたという。[>>2]
この証言は上記の2007年11月のサーファー事件を境にシホヨス監督やOPSが突然表に出て来た事ともつじつまが合う。
ザ・コーヴ (6'05"〜6'35") *再生クリックで該当場面の6'05"から再生される。 太地町長室 [太地町役場の入口の映像]ハンブルトン:最初の日本への旅で、私達は町役場で全ての担当当局者を交えた漁業組合との公式な会合を持った。 [三軒一高町長と櫻井敬人学芸員の映像]シホヨス [ナレーション]:私達は彼等のサイドに敬意を払うように務めながら交渉に7時間を使った。それが私にとってのポイントだったが、両サイドの問題になり、彼等が何かを隠している事に気が付いた。 ハンブルトン:許可を得るためにはそのための許可が必要であり・・・誰も許可なしに何もやりたがらなかった。 シホヨス:2日間の交渉の後、彼等は「あなた方にそのような事はさせない」と言い、机の上に地図を拡げ地図上の赤いバツを指し「ここに行ってはいけない、ここに行ってはいけない」と言った。それでチャールズは聞いた・・・ ハンブルトン:どこに行っていけないかを参考までにキープしてもいいですか? そうすれば我々はそこに行くべきでないと分る。 シホヨス:そういう事だ。それが私達が行くべき所のテンプレートとなった。 (英語版の原文・字幕を表示) (原文を隠す)Taiji Mayor's Office Hambleton: On our initial trip to Japan, we had a formal meeting in the town mayor's office with the fishing union and with all the proper authorities. Psihoyos [narration]: We spent seven hours trying to negotiate an arrangement where we would try to be respectful of their side. That was the point to me, is get both sides. And we started to realize that they were hiding something. Hambleton: You have to get permission to get a permit to get permission to do...and nobody wants to do anything without permission. Psihoyos: After two days of negotiations, they said, "We're not going to let you do it," and they put a map on the table and pointed with these red X's on the map and said, "Don't go here, don't go here, don't go here, don't go here." And then Charles said... Hambleton: "Could we just hang on to that for reference, just so we know where we're not supposed to be?" Psihoyos: That kind of thing. And that became sort of our template of where we had to go. |
会合のシーンに用いられている映像はIWC総会
太地町役場の町長室とは普通の応接間程度の広さだが、『ザ・コーヴ』ではそのシーンに2007年のアンカレッジでのIWC総会に出席した時の三軒一高町長とくじらの博物館学芸員の櫻井敬人氏の映像を何の説明もなしに使っているため、まるでこれが太地町の関係者が総出で国際会議級の大掛かりな会合を行なったかのような誤解を与える映像である。
水産庁の諸貫氏の取材は隠し撮りよりも先
『ザ・コーヴ』ではこのイルカ屠殺の隠し撮りのシーンに続いて、シホヨス監督が水産庁捕鯨班課長補佐の諸貫秀樹氏にこの映像を見せるというシーンがある。
ここで諸貫氏は、近年はイルカの屠殺方法が改善されより苦痛を与えない方法になっていると説明するが、シホヨス監督から屠殺映像を見せられて顔色が変わるというシーンである。
そして水産庁参事官の森下丈二氏がIWC総会で屠殺方法の改善を話しているシーンが流れ、その後にオバリー氏がIWCに乱入するシーンが続く。
その次のエンドロールでは諸貫氏が2008年に解雇されたとテロップに書かれている。
これだけ見れば、水産庁や警察など国家ぐるみで隠蔽し、表向きは人道的方法で殺されていると説明されていたイルカ屠殺は、真っ赤な血の海である事が暴かれたため、諸貫氏がその責任を問われて解雇されたとの印象を与える演出である。
しかしここにもトリックがある。
[水産庁] 諸貫:聞いて下さい。私達の屠殺方法は実質的に改善され、太地町の漁師は特製のナイフを使って背骨に刺して、大半の動物は即死をします。 シホヨス:即死? 諸貫:そうです。 シホヨス:もしイルカがその方法以外で殺されるなら、それは残虐な方法ですか? 諸貫:既に話したように『もし』の話はしたくありません。 シホヨス:私が見たばかりの録画を見て頂きたい。 [小型ディスプレイを諸貫氏に見せる]諸貫:いつどこでこれを録画したのですか? [IWC総会]森下:全ての捕鯨国が・・・屠殺方法と致死時間の改善の証明を行なって来た。我が国でも例えば致死時間は毎年短縮され、半数以上が即死であり、私達はこのデータと改善を誇りに思う。 [オバリーがディスプレイを胸に下げてIWC会場に乱入、会場内を歩き回る。メディアのカメラに囲まれながら警備員に連れ出される] (英語版の原文・字幕を表示) (原文を隠す)Moronuki: Listen to me. Our killing method has been improved substantially, and the fishermen in Taiji are using specific-made knife and put the... do that... to the spine, and then most of the animals are killed instantly. Psihoyos: Killed instantly? Moronuki: Yes. Psihoyos: And if they were killed other than this method, would that be cruel? Moronuki: As I told you, I don't want to talk about "if" stories. Psihoyos: I want to show you some video that I just saw. Moronuki: When and where did you take this? Morishita: All whaling countries... have proven that they have improved the killing method and time to death. And in my country for example the time to death has been shortened year after year and now more than half the animals are killed instantaneously and we are proud of that data, and the improvement. |
しかし実際に諸貫氏が見せられたのは2007年の太地のイルカ漁ではなく恐らく喉を切開して屠殺する1990年代の富戸の映像であり、水産庁は2000年以降は何年もかけて屠殺方法の新方式を指導して来たのにそれ以前の映像を見せられたから顔色が変わったという訳だ。
「これはいつどこで撮影したのか?」の質問は当然ながらこれが最新映像とは信じ難いという事である。
実際、巨体のイルカの屠殺は漁師側にも危険であるため一夜にして新方式が導入出来るものではなく、何年もかけて導入をしているものだが、太地側は『ザ・コーヴ』で隠し撮りされた映像は現在は行なっていない方法だと説明している。
なおこの2007年の太地町の屠殺シーンを見ると、海の色が毒々しいほどの赤い色になっている場面があるかと思えば、別角度の映像の海はさほど赤くなかったりなど、この色自体が映像加工による着色ではないかという声も関口雄祐氏など当初から指摘されている。
また映画ではIWC総会での森下氏のプレゼンテーションとオバリー氏乱入のシーンが続いているため、森下氏のプレゼンテーションの最中に各国代表の目の前で森下氏に対して太地の秘密を暴いたような演出となっているが、実際オバリー氏が乱入したのはIWC総会の開会式であり、時系列的には森下氏のプレゼンテーションより当然ながら先である。
使われている映像の大半の撮影データがないというだけでも十分怪しいこの映画であるが、ご覧頂いたようにこの映画の核となるストーリー自体が後付けであり、これをドキュメンタリーと称するのは詐欺のレベルだと言っても過言ではないだろう。(了)
資料:
ザ・コーヴに関連してシホヨス監督がメディアに登場する最初期の報道
関連動画:
『ザ・コーヴ』以前、又は製作時期に公表されている太地のイルカ漁を映した映像や関連映像。
ハーディ・ジョーンズ (BlueVoice) ブルーボイスの遠征:大洋のヒーロ、ハーディ・ジョーンズ (6'35") 2006年8月24日 海洋系映画製作者で海の力強い支援者のハーディ・ジョーンズが私達を日本の太地に案内する --- イルカ漁と捕鯨の中心地ではゴンドウクジラの群れが悲しい屠殺が行なわれている。彼のその他の幾つかの分野のように、ハーディは現在の世界で最も危険で最も重要な海洋問題にカメラを持ち込む。ブルーボイスの太地でのジャーナルは、海とその生物を愛する全ての人のチャレンジの証言である。ハーディは自らの安全を危険に晒して、私達が壁に閉ざされた海の問題を見る事を可能にした。 |
ハーディ・ジョーンズ (BlueVoice) イルカ捕獲の真実 (6'23") 2006年9月29日 日本の漁師による残虐なイルカ捕獲をこの動画は暴露する。イルカは捕獲産業に売られアジアの多くの国に送られる。イルカの一部は食肉用に屠殺される。イルカを救う事が私達の意図である。 クリスeccelston DR人 |
リック・オバリー (One Voice) 日本でイルカが捕獲されている! (5'11") 2006年10月18日 この素晴らしい生物が捕獲されてマリーンランド、シーワールドや世界中の「ドルフィンスイム」のアトラクションにどのように売られるかを見てほしい。リック・オバリーが日本の太地や富戸でのイルカ捕獲を解説する。そこではまた食用のイルカと札が行なわれている。屠殺映像はエルザ自然保護の会によって撮影された。 |
ハーディ・ジョーンズ (BlueVoice) 太地のイルカを救う戦い (8'13") 2006年12月22日 ブルーボイスがイルカ殺戮を止めさせるために日本の太地に行く。イルカ猟師達は怒って私達に立ち向かう。私達はハナゴンドウ漁と捕獲されたイルカの悲しい状況を目撃した。イルカを救う事を願ったが彼等は殺された。 |
リック・オバリー (Save Japan Dolphins) ドルフィンスイムと屠殺は関連している (10'25") 2007年1月16日 ドミニカ共和国での「ドルフィンスイム」のために売られるために日本のイルカ屠殺から選別された12頭のイルカ「タイジ12」の残忍な捕獲の様子を見て欲しい。200頭のイルカの血まみれの屠殺の中で、これら12頭は選ばれたが、彼等は家族や、群れの彼等の子供が打たれ刺し殺された様子を見ている。 |
ハーディ・ジョーンズ (BlueVoice)/PBS マット・デーモンが日本のイルカ屠殺の物語をナレーション (4'28") 2007年3月18日 日本での活動で、ハーディ・ジョーンズは野生イルカの儀式的屠殺を発見し記録した。彼の水中写真は自然界で最も知能のある動物の一つの端麗さと美を映している。ジョーンズのような人々の努力で、この屠殺に関するメディアストーリーが世界中の注目を集め、今やこの漁はただ一つの村に限定されている。 |
BlueVoice.org 日本の学者がイルカ肉の水銀を警告 (1'39") 2007年9月20日 北海道教育大学の遠藤哲也博士は高レベルの水銀を含むイルカ肉食用の危険を説明する。彼は「イルカは食べ物ではない」と話す。 |
チャールズ・ハンブルトン (OPS) ヘイデン・ペネティーア、デビッド・レストヴィッチ、イサベル・ルカスと仲間達 (3'52") 2007年11月1日 デヴィッド・レストヴィッチ、カリーナ・パントローニ、ハンナ・フレイサー (サーファー)、イザベル・ルカス、ヘイデン・ペネティーア (女優)、ピーター・ヘラー (作家) が太地の殺戮の入り江に漕ぎ出す。 |
英スカイニュース 寿司のためにイルカが屠殺される (10'27") 2007年11月1日 スカイニュースが日本の寿司産業のためのイルカの大量屠殺をレポート。 |
英ITN ヒーローズのスター、ヘイデン・ペネティーアがイルカ殺戮に抗議 (1'56") 2007年11月1日 『ヒーローズ』のスター、ヘイデン・ペネティーアが、毎年数千頭のイルカが屠殺される日本でのプロテストに参加。ペネティーアはオーストラリアの女優イザベル・ルカスとその他のサーファーが、沿岸集落の太地の近くでサーフボードで作る海上の輪に参加。 |
ピーター・ヘラー/OPS ピーター・ヘラーがイルカのヘイデン・ペネティーアと南氷洋捕鯨をリポート (2'21") 2007年11月9日 ピーター・ヘラーが、南極海でのシーシェパードの反捕鯨ヴィガン攻撃船に乗り込んだ経験と、日本の太地でのイルカ屠殺への耕地の経験を語る。ピーターの新著『鯨戦士』は南極海での出来事にフォーカスしている。 |
ハーディ・ジョーンズ (BlueVoice.org) 日本の太地の毒性のイルカ肉 (9'16") 2007年12月6日 日本の西海岸にある太地という小さな町で毎年数千頭のイルカが屠殺されている (日本の民衆の大半には知られていない)。この肉は殆ど毒物廃棄物レベルに水銀汚染されているにもかかわらず、コミュニティで食用にされている。ここでのイルカ屠殺と残虐行為を止めさせるために力を貸して欲しい。 |
日本の太地でのシーシェパードのイルカキャンペーン (1'31") 2003年11月18日撮影 この映像は、翌朝には屠殺される15頭のイルカを解放するために、海にダイブして泳いだシーシェパードメンバーのアリソン・ランス・ワトソンとアレックス・コーネリソンの勇気とコミットメントを映した物である。 |
日本の富戸のイルカ屠殺 (3'03") 1999年10月撮影 これは残虐で野蛮な大虐殺だ。毎年、信じられない痛みと究極の死が無防備のイルカに強要され、南日本の集落の太地の牧歌的で平和なイメージは言葉で表現不可能な残酷さで砕かれる。 |
関連記事:
週刊プレイボーイ 2010年7月5日号
クジラとイルカ漁の町として有名な和歌山・太地町の「イルカ追い込み漁」の様子を 隠し撮りしてアカデミー賞を獲った映画『THE COVE』の公開が迫っている。
沈黙を貫いていた住民が週プレの取材に応じ、ドキュメンタリーをうたう同作品が、実は ヤラセだらけの映画だということを告発した!!
「日本人の"ナニ"は世界一小さい!」と挑発
今年の米アカデミー賞で長編ドキュメンタリー部門のオスカーを獲得して話題になった映画『THE COVE』。
上映中止を求める抗議団体が出現したりで公開が延び延びになっていたが、ついに来月から公開される見通しとなった。
この映画の撮影対象は、和歌山県太地町で伝統的に行われている「イルカの追い込み漁」だ。
追い込み漁とは、複数の漁船でイルカの群れを入り江に追い込み、モリのようなもので一頭ずつ突き刺して 仕留める漁法のこと。
映画は、これが非常に残酷であるからやめさせようという目的で作られた。しかし、立ち入り禁止区域に勝手に侵入し、不当な隠し撮りによって作られた映画であることから物議を醸し、太地町側も強く抗議した。
しかも、製作費の大部分を、過激な団体で知られ、ついに逮捕者も出た環境保護団体「シーシェパード」が出していることもあり、胡散臭さも漂う。
当の太地町側は、基本的に取材拒否の姿勢を貫いており、新聞やテレビからは漁師や漁協などの人たちの生の声が聞こえてこない。
そんな状態で映画が公開されてしまえば、残酷なシーンを見て短絡的に「イルカがかわいそう」という感情に流される人が増えかねないと考えた週プレは、現地と粘り強く交渉し、話してくれた人物や団体の名前を出さないことを条件に取材を受け入れてもらった。
まず、話してくれたのは、太地町の漁協関係者。仮にA氏とする。
彼は『THE COVE』撮影時のことを生々しく語ってくれた。
「主演のリチャード・オバリーは、かなり演技派のウソつき野郎です」
オバリーとは、主演というか、映画の中でナビゲーター役をやっている、過去に映画『フリッパー』でイルカの調教師をやっていた人物である。
「ある日、オバリーたちが町のあちこちを撮影してたもんだから、こんな田舎町で外国人が団体でカメラ回してたら目立ちますし、町がザワついた。
それで何を撮ってるの尋ねたら、日本の美しい港や海を撮影しているんだというワケです。そりゃ田舎モンは人がいいもんだから、最初はみんな好意的に協力してたんですよ。」
それがなんで追い込み漁を撮影してるとわかったんですか?
「追い込み漁を行う入り江を見渡せる位置に隠しカメラを仕掛け、撮りたいものを勝手に撮り終えてから、向こうから正体を明かしてきたんですよ。こんな残酷な漁はやめなさいと。イルカとクジラは賢いんだから食べちゃダメだと。しかもその後がヒドかった。」
というと?
「本当は、追い込み漁を含むほとんどのシーンは、地元民の協力のもと、あるいは隠し撮りで撮ったんです。でも彼らは "地元と日本政府の妨害に遭いながらも命がけで撮影した"っていう設定にしたかったんですよ。」
具体的には?
「漁師に対して"ファックユー"のポーズをとって怒らせ、たまたま持っていた漁具を振りかざしたシーンを撮ったり、ハンディカメラを町民の顔にくっつけて撮影し、それを振り払うシーンを少し離れた場所から大きなカメラで撮影したりです。都合の悪い前後のシーンはカットして、われわれが怒っているシーンだけ抜き出すと、暴力的に妨害されているようにみえますよね・・・・・・」
それはヒドい。
「まだ序の口です。オバリーの妻は、町民に向かって『日本人の"ナニ"は世界一小さいらしいな』などと、顔を近づけながら下品な挑発をするんです。それを振り払うと、大げさに路上に倒れて、大声を上げて痛がる。その様子も撮影してるんです。もうヒドいのを通り越して呆れるしかないですよ」
オバリーの妻の活躍はまだ終わらない。次に証言してくれのは漁師のMさんだ。
「港に漁師が冷えた体を温めるための小屋があるんです。僕はその中でウエットスーツを上半身脱いだ状態で暖をとっていました。
すると、小屋の扉をガンガン叩き続ける人が来た。それがオバリーの妻なんですが、扉を開けると当然、僕は半裸ですよね。そしてオバリーの妻だとわかればあっち行けというジェスチャーをしますよね、英語をしゃべれませんから。そうすると突然、彼女は自分から地面に転がり、大声を上げながら逃げていくんです。なんだろうと思いましたよ」
その場では何が何だかわからなかったんですね?
「そうです。でも後で映画を観てみると、半裸の男に襲われかけたみたいなシーンとして編集されてるんです。僕の顔もノーカットで出ちゃってる。完全に犯罪者扱いですよ・・・・・・。
日本版では、顔にモザイクをかけるかカットするなどの編集をするみたいだけど、あいつら完全にどうかしてますよ」
警察にまで挑発を繰り返し、逮捕されて被害者ヅラ・・・・・・
さらに衝撃の証言は続く。この映画のプロモーション用映像で、日本でも人気の米ドラマ『ヒーローズ』に出演する美人女優、ヘイデン・パネッティーアが追い込み漁の様子を見てショックを受け、泣き崩れるシーンがある。これも完全にヤラセなのだという。
太地漁港付近に住むT氏の証言だ。
「また外国人たちが撮影してるなあと思って見物してたら、小型ボートの上にその女優さんが乗っていたんです。監督と思われる人が"スタート"と叫んだ途端、彼女は海に飛び込み、海岸にヨロけながら歩きつき、泣き崩れたんです。
そして、監督のカットという声とともに彼女はすっくと立ち上がり、笑顔でスタッフと談笑していたんです。ハリウッド女優の演技はさすがだよ(笑)」
フィクション作品ならまだしも、ドキュメンタリーでこれはヒドい。
しかし、ヤラセはまだまだ止まらない。前出の漁師・Mさんが吐き捨てるように語ってくれた。
「漁師や町民だけでなく、日本政府からも妨害されている設定にするため、彼らは警察にも挑発を続けていたんです。呆れるくらい何度も何度も。
しかし、我々と違って警察は民事不介入ですから中立の立場を守っていました」
それで彼らはどうしたんですか?
「ついに実際に犯罪を実行する強引な手段に打って出ました。港に置いてある漁具を壊したり、網をズタズタに切り裂いたりね。
そうなるとさすがに警察も黙ってるわけにはいきませんから逮捕したんですが、ミエミエの演技で大声を上げながら必死に抵抗して、そのシーンをしっかり撮影していた。
映画では当然、漁具を破壊しているシーンなんてカットですから、不当な迫害を受けている設定になっています。もう笑っちゃいますよ(苦笑)」
呆れることに、この話にはまだ先がある。
「まあ、罪状は器物損壊だから、すぐに釈放されるし、保釈金も発生しないのに、彼らは逮捕のシーンの映像を世界に発信して、『不当な逮捕を受けたオバリー氏を解放するため、保釈金の寄付をお願いします』って資金を集めやがったんですよ。まったく抜け目ないというか図々しいというか、恐ろしい連中ですよ」
映画を売るためには手段を選ばないということだろうか。
そもそも太地のクジラ漁は1606年から始まっていることが確認されている、この地の伝統である。
イルカの追い込み漁に関しても、現在ではイルカの出血量を抑えるために新たな漁具が使われている。
昔からクジラやイルカの漁で生計を立ててきた町であるから、感謝と供養の気持ちを込めた「くじら供養碑」なども、漁師たちの共同出資で建立されている。子供たちの給食の食材もクジラやイルカだし、マンホールもクジラのデザイン。この町からクジラやイルカを奪うことは、彼らの歴史と食文化を否定することになる。
カンガルーを食べている人間にとやかく言われたくない気持ちもあるが、ここはひとつ冷静になろう。もしこの映画を観るなら、事実は事実として認識し、いきすぎた演出にはダマされないよう、落ち着いて受け止めてもらいたい。
脚註:
- ^ 『わんぱくフリッパー』(1962)、1971年のロンドンの反捕鯨デモなど、『ザ・コーヴ』の撮影時期とは明らかに時代が違う過去のものして紹介されている場面は除く。
- ^ >『エコテロリスト(?)の爐世泙憩い繊匹房まらない怒り 映画『ザ・コーヴ』上映パニック 和歌山県太地町イルカ・クジラ漁師を直撃!』. 週刊プレイボーイ, 2010年7月5日号, 52-54. (ウェブ上のソース未確認);【社会】「ザ・コーブ」上映に抗議活動を行った都内の団体に対し街宣活動などを禁じる仮処分. 2ちゃんねる (コメント170, 181, 199, 232, 234) [うんかー]
- ^ シーシェパードは2003年10月6日に撮影と説明している。これはアリソン・ランス・ワトソンらが網切断事件で逮捕された11月18日の前月。"Sea Shepherd in Taiji". Sea Shepherd Conservation Society, 2010. Sea Shepherd Crew Arrested for Releasing Dolphins". Environment News Service, November 18, 2003. [Internet Archive] ▼この時の赤い海の写真の1枚はシーシェパードの2004年4月12日のパンフレットに掲載され、同年11月7日のチラシに複数が掲載されている。 "The Leader in Marine Conservation". Sea Shepherd Conservation Society, 4/12/2004 2:56 PM. (PDF); "Help Stop Japan's Senseless Slaughter of Dolphins and Small Whales". Sea Shepherd Conservation Society, 7 Nov 2004. (PDF) [Internet Archive]
- ^ BlueVoiceOrg. "Fight to Save Dolphins (12/22) ". YouTube, 2006/12/22.
- ^ 諸貫氏のインタビューは映画中で数カ所にわたって出て来るが、服装や映像的特徴から全てのインタビューは同日に撮影された物と見られる。この諸貫氏のインタビューは2008年3月30日にジャパンタイムズが記事にしており、また諸貫氏の服装がクールビズである事から夏に撮影されているが、2007年7月の太地町町議の告発事件に関する質問があるため、撮影時期は2007年8-9月となる。 Harnell, Boyd. "Taiji officials: Dolphin meat 'toxic waste'". Japan Times, Wednesday, Aug. 1, 2007. [Internet Archive] ; Boyd. "Secret film will show slaughter to the world". Japan Times, March 30, 2008. [Internet Archive]
- ^ "Annex A: Delegates and Observers Attending the 59th Annual Meeting". Cited in 2007 Chairman's Report. The International Whaling Commission, 19/03/08. [Internet Archive]
- ^ "Updates from the 58th meeting of the International Whaling Commission (IWC) held in St. Kitts". The International Whaling Commission, June 2006. [Internet Archive]
- ^ シホヨスはこの2005年のサンディエゴの会議でオバリーと知り合った事、そしてその会議のスポンサーがシーワールド系列の「The Hubbs Research Institute」であると複数のインタビューで話しているが、この会議の具体的名称に言及した事はなく、オバリーが「Hubbs Research Institute」やシーワールドがスポンサーであるサンディエゴの2005年の会議と関わっているという記録はシホヨスの発言以外には見つからない。 Macy, Tom. "Interview: The Cove". Boxoffice Prophets, August 5, 2009. [Internet Archive] -->; 『イルカを殺すな! オスカー受賞映画「ザ・コーヴ」』. Democracy Now!, 2010/8/16. (2'14"-44") [Internet Archive] [YouTube]
- ^ 2003年にカリブのセントルチアで殺害された環境活動家のジェーン・ティプソン殺害事件を、シーシェパードは殺し屋による依頼殺人だと主張しているが、現地警察は遺族は環境活動と殺害は無関係としている。 "Sea Shepherd Posts Reward in St. Lucia Jane Tipson Murder Case". Sea Shepherd Conservation Society. ; Horsnell, Michael. "Animal rights activist Jane Tipson murdered over dolphin slave trade". CDNN, 19 Sep 2003. ; "Mystery of campaigner's death". BBC, 31 October 2003, 18:49GMT. [Internet Archive];
- ^ "IWC58 2006 - Report from IWC59 2006 St. Kitts, Caribbean". Catca Help Animals, June 2006. [Internet Archive] ;
- ^ "The whaling games end in St. Kitts". Sea Shepherd Conservation Society, June 2006. [Internet Archive];
- ^ DolphinDVD. "Dolphins in Japan Captured!". YouTube, 2006/10/18. ;
- ^ イルカ屠殺の行なわれる影浦にワイヤー式の緑色の目隠しが付けられたのは2007年漁期からであり、『ザ・コーヴ』の屠殺シーンでは緑の目隠しとワイヤーが映っているため、これは2007年9月1日開始の2007年漁期以降の物であり、更に2007年11月9日に映画と同一の屠殺映像が公開されているため、隠し撮りの時期は2007年9月1日〜10月31日の間となる。なお映像では焚き火が焚かれ、漁師の服装からも気温は低いと見られ、撮影は恐らく10月下旬だろう。
- ^ "Local author dives into whale slaughter". Denver Post, 2007-11-9. [Internet Archive];
- ^ "Heroes Star Hayden Panettiere In Japan Dolphin Cull Clash", Sky News, 11:41am UK, Wednesday February 27, 2008. [Internet Archive]
- ^ peteheller. "Peter Heller on Hayden Panettiere Dolphins Antarctic Whaling", YouTube, 2007/11/09. ;
- ^ Larkin, Thomasina. "No holds barred in fight for dolphins". Japan Times, Saturday, Nov. 17, 2007. [Internet Archive] ;
- ^ 『捕鯨抗議の2外国人逮捕 捕獲用の仕切り網を切断 太地 イルカ逃がそうと 』. 紀伊民報, 2003年11月20日.
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