第5回 日本うつ病学会総会 | ワークショップ申込
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第5回日本うつ病学会総会 ワークショップ受講者募集のお知らせ
第5回日本うつ病学会総会では、「現代のうつ病−病理の多様性、予防・治療の多様性−」のテーマに則り必要な基礎知識の普及を目的として、6つの「ワークショップ」(各2時間、事前登録・定員制、無料)を開催いたします。
医療に携わる方々だけではなく、多くの分野の方々に広くご参加いただきたくご案内申し上げます。
受講を希望される方は、下記要領にてお早めにお申込みください。当日空席がある場合には、当日も受講申込みを受付けます。
オカラの減量クリニック
- 平成20年5月吉日
- 第5回日本うつ病学会総会
会長 神庭 重信
(1) 開催日時 | : |
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(2) 会 場 | : | アクロス福岡 国際会議場、大会議室 ※それぞれのワークショップの会場は後日お知らせいたします。 | ||||||||
(3) 受 講 料 | : | 無料(第5回日本うつ病学会総会参加費に含まれます。) | ||||||||
(4) 受講資格 | : | 日本うつ病学会の正会員または臨時会員で、且つ第5回日本うつ病学会総会に参加 される方。 ※第5回日本うつ病学会総会への参加申込みは開催当日会場でお願いいたします。 このワークショップ単独での受講は出来ません。 | ||||||||
(5) 申込方法 | : |
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(6) 申込期間 | : | 2008年7月9日(水)で終了いたしました。
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(7) 定 員 | : | ワークショップI(150名)、II(50名)、III(150名)、IV(150名)、V(100名)、VI(150名)(予定) |
【申 込 先】 | 第5回 日本うつ病学会総会運営事務局 〒812-0016 福岡市博多区博多駅南1-3-6 第三博多偕成ビル (株)コンベンション リンケージ内 TEL:092-437-4188 FAX:092-437-4182 E-mail:jsmd_5t |
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セミナー(講習会) 内容紹介
ワークショップ内容紹介
- I.
デューク大学外科減量センター
森田療法 -
コーディネーター : 中村 敬(慈恵医大第三病院精神科) 協力講師 : 樋之口 潤一郎(東京慈恵会医科大学第三病院精神神経科)
久保田 幹子
(東京慈恵会医科大学精神医学講座・法政大学大学院人間社会研究科)
小林 靖(慶応義塾大学医学部精神神経学科)指定教材 : 北西 憲二・中村 敬編「森田療法で読むうつーその理解と治し方」(白揚社) 森田療法は、神経症のみならずうつ病に対しても良好な治療成績を挙げてきた。うつ病治療において「あるがまま」という森田療法の鍵概念が意味するところは、患者が病に罹っているという現実を受け入れると共に、徐々に休息から活動に移行し、生の欲望を無理なく発揮して心身の健康な働きを助長していくことである。
今回の研修コースでは、うつ病に対する森田療法の観点を明確にすると共に、実際の治療のポイントを示し、参加者が日々の臨床に取り入れることのできるような内容を目指している。
- II. うつ病者の復職(リワーク)プログラム
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コーディネーター : 五十嵐 良雄(医療法人雄仁会メディカルケア虎ノ門) 協力講師 : 秋山 剛(NTT東日本関東病院精神科)
岡崎 渉(NTT東日本関東病院)
横山 太範(さっぽろ駅前クリニック)
尾崎 紀夫(名古屋大学医学系研究科精神医学)
福島 南(医療法人雄仁会メディカルケア虎ノ門)平成20年3月にうつ病の復職支援を実施している医療機関が集まり、復職プログラムを充実させより 多くの方に知っていただくことを目的として、うつ病リワーク研究会を発足させました。毎年の日本うつ病学会で当研究会が担当となり、うつ病の復職支援プログラムを会得することを目的として、ワークショップを開催する企画を立てております。今回はその第1回目として、復職支援を何らかの形でこれから実施しようとする医療機関の方々を対象とし、『うつ病者の復職プログラム〜始め方と実際〜』をテーマに実施いたします。なお、定員は50名で事前登録制といたします。講師ならびにファシリテーターは復職プログラムを実施している医療機関に属する者を予定しておりますので、奮ってご参加下さい。
- III. 集団認知行動療法
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コーディネーター : 岡本 泰昌(広島大学大学院医歯薬学総合研究科 精神神経医科学)
鈴木 伸一(早稲田大学人間科学学術院)うつ病の認知行動療法(CBT)は、うつ病に特徴的なものの考え方・思考パターンや、抑うつ症状を維持・増悪させるような行動パターンを修正し、適切なパターンを習得することによって、抑うつ症状を和らげることを目的としている。本邦においてもCBTに対する期待は高まってきているが、実践する施設や治療者が不足しており、患者のニーズに十分対応できていないという課題がある。このような課題を解決するため、われわれは2003年よりうつ病患者を対象とした集団形式によるCBT(集団認知行動療法;CBGT)を実施している。本ワークショップでは、実際の治療場面を再現しながら、CBGTの治療技法、各セッションの進め方、患者への対応例などについてわかりやすく解説する。
- IV. 対人関係療法
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コーディネーター : 水島 広子(水島広子こころの健康クリニック院長・慶應義塾大学医学部) 指定教材 : 「臨床家のための対人関係療法クイックガイド」(創元社) うつ病に対するエビデンス・ベイストな精神療法として認知行動療法と並んで位置づけられている対人関係療法(interpersonal psychotherapy: IPT)について、その基礎と実際を紹介する。対人関係療法の原理、治療者の姿勢、治療の柱となる戦略(医学モデル、対人関係の4つの問題領域「悲哀」「対人関係上の役割をめぐる不和」「役割の変化」「対人関係の欠如」)、主に用いられる技法(コミュニケーション分析、感情の励ましなど)について概説し、実例を示し、そのエッセンスを日々の臨床に生かせるようになることを目標とする。より実践的な内容になるように、参加者からの質疑を歓迎する。
- V. 女性のうつ病の予防と支援
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コーディネーター : 吉田 敬子(九州大学病院 精神科 特任准教授) 協力講師 : 鈴宮 寛子(福岡市早良区保健福祉センター 副所長)
堀井 麻千子(九州大学病院精神科 臨床心理士)
山下 洋(九州大学病院精神科 児童精神科医)指定教材 : 「事例とミニレクチャーで学ぶ産後の母親のメンタルヘルス支援活動
企画・立ち上げから実践まで」
執筆/鈴宮 寛子・山下 洋・上別府 圭子・吉田 敬子(母子保健事業団発刊)参考書籍 : 「育児支援のチームアプローチ 周産期精神医学の理論と実践」
吉田 敬子 編/山下 洋・岩元 澄子 著(金剛出版)うつ病は女性において2-3倍多くみられる。なかでも周産期は発症のリスクが高まる時期であり有病率は10-20%に達する。発症には内分泌環境の急激な変化、ライフイベント、社会的サポートの欠如、女性の認知特性など多要因が関わる。発症時期は授乳、育児の開始にも重なり、女性が孤立し援助を得にくくなる悪循環も生まれやすい。
一方この時期は母子保健や周産期医療など、多くの社会的資源や制度が女性と家族にサポートを提供している。多領域のスタッフが精神保健の視点を共有して関わることで、他の時期には為しえない包括的な治療ストラテジーを構築できる。
本ワークショップでは周産期精神保健の実践例として、福岡市の育児支援マニュアルを用いた産後うつ病と虐待予防の取り組みと、九州大学病院の心理社会的リスクをもつ女性の妊娠・出産への、助産師、心理士、産科・精神科医師からなる周産期精神保健チームの支援活動を紹介する。
- VI. 産業カウンセラー
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コーディネーター : 野島 一彦(九州大学大学院人間環境学研究院) 本ワークショップでは、産業カウンセラーが、うつに悩む人へのカウンセリングをどのように行っていくとよいのかについて焦点をあてます。第1段階では、まずカウンセリングの基礎知識と<基本的味付け>の仕方(カウンセリングの原理、カウンセラーの基本的態度、カウンセリングにおける3つのコミュニケーション・チャンネル、カウンセリングの3つのステップ、基本技術としての『積極的傾聴』等)について講義をします。次に基本技術である『積極的傾聴』のデモンストレーションをします。第2段階では、特にうつに悩む人へのカウンセリングの<スパイシーな味付け>の仕方(有効なコツ・工夫)について講義をします。最後に、受講者同士の意見・体験の交流の時間を取ります。
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